column 

   

怖く教える必要はないのです

    一般的に「ピアノの先生というと、どんなイメージですか」と訊くと、「恐い」という答えが多いと言います

  これは、非常に私にとって残念に思い ますが、私の体験からも、そのような先生が多かったことは事実です。

  しかし、”恐くする”必要はないというのが、私の考えです。

  どのようにすれば、もっとよくなるかの方法を、教えてあげればよいことだと思っているのです。

  本来は、音楽は楽しいものです。恐怖心から、音楽を表現することはできません。

  このことは、ドイツへ留学して、再確認することができました。

  以前、勤めていた音楽教室で、
  別の先生方から、よくこのような質問を受けました。

  「先生の生徒さんは、とても伸びて上手になりますが、怒りながらレッスンをしているのですか?」と。

  私の答えは、もちろん”NO”です。
  音楽の内容に厳しくても、”怒ったり””叱ったり”する必要はないのです。

  どうしたらよいかの、アイディアを分けて
  あげることが大切なことなのです。

  そのためには、もちろん、私の日々の勉強が必要です。

  私も楽しく勉強を頑張っていこうと思います。


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